ホンダは3日、都内で2003年F1(フォーミュラワン)世界選手権への参戦体制についての記者会見を行った。エンジン供給先をB・A・R(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング)に絞る今シーズンは、同チームへのスポンサーシップも決定し、体制を強化して表彰台を目指す。
B・A・Rホンダにとっての懸案だった車体構造の改善を図るため、今シーズンからは、ホンダが車体設計に参加。軽量・コンパクト化を図った新型「Honda RA003E」エンジンを搭載して4年目に臨む。ファースト・ドライバーのジャック・ビルヌーブは、この日の会見で「今シーズンのマシンは昨年までとは全く違うものになっている。ようやくF1らしいマシンができた」と期待感を語った。
ホンダはエンジンの供給先をB・A・Rに一本化したことで、同チームで何としても今期の表彰台を実現したい考え。その象徴として、今期からは同チームのスポンサーともなり、資金面でも強力なバックアップ体制を整えた。スポンサーとなったことで、車体デザインのリアウイングに「HONDA」のロゴが入ることになる。
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