衝突前から炎を上げていた? 正面衝突事故は自殺によるものだったのか

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25日未明、神奈川県川崎市多摩区の県道で、炎上しながら走ってきた乗用車が対向車線に進入し、52歳男性の運転するトラックと正面衝突する事故が起きた。乗用車は衝突後、さらに激しく燃え上がり、運転していた21歳の男性が死亡している。

神奈川県警・多摩署の調べによると、事故が起きたのは25日の午前3時15分ごろだという。多摩区中野島5丁目付近の県道を走ってきたトラックに、運転席付近から小さな炎を上げた状態のクルマが対向車線をはみ出して突っ込んできた。2台は正面衝突したが、衝突後に乗用車は激しく炎上した。消防が消火作業にあたり、火は間もなく消し止められたが、運転していたとみられる21歳の男性は遺体で発見されている。

警察では当初、通常の交通事故とみていたが、トラックの運転手が「衝突前から火が出ていた」と証言していることや、この男性の自宅で見つかったパソコンに遺書のような文書が残されていたことから、警察では事故と自殺の両面から捜査を進めている。

《石田真一》

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