道路システム高度化推進機構(ORSE)によると、ETCセットアップ台数が2月22日現在で累計70万台を突破した。累計60万台を突破したのが12月24日だったから、わずか2カ月で10万台を突破する台数がセットアップされたことになる。しかし、この台数では料金所渋滞の解消には、まだまだ焼け石に水といえる。
2月28日をもって高額ハイウェイカードの販売が中止され、来年の2月にはそれすらも使用できない環境になる状況は、ETCにとって追い風になることは間違いない。しかし、本体や取り付け費、セットアップ代などを考えると、ユーザーとしては簡単にはETC車載器を購入できないという事実もある。