飲酒運転の発覚を恐れた男、パトカー5台を引き連れて70kmも逃走を続ける

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秋田県警は18日、飲酒運転の摘発から逃れようと、パトカー5台の追跡を受けながら約70kmに渡る逃走劇を繰り広げた20歳の男を道路交通法違反(信号無視)の容疑で逮捕したことを明らかにした。

秋田県警・本荘署の調べによると、18日の午前1時15分ごろ、本荘市内の国道105号線をで走行中の軽自動車が信号無視をして交差点を強引に通過したところをパトロール中の本荘署員に発見。ドライバーに対して停止するように呼びかけた。

ところが容疑車両のドライバーはこれを無視し、スピードを上げて逃走を開始。パトカーもそのまま追跡を始めたが、逃走を続けるクルマは70〜80km/hの高速度で走行していて危険だったため、応援部隊の派遣を要請。他の場所でパトロールを行っていたパトカー4台も追跡に加わった。

結果、パトカー5台が逃げ回る軽自動車を約1時間に渡って追跡。逃げるクルマは信号無視を繰り返すなどして必死の抵抗を見せたが、発見した場所から70kmほど離れた岩城町で走行を阻止され、ついに逮捕された。

容疑車両には運転していた20歳の男以外にも3人が乗っており、全員が酒に酔っている状態だった。警察では容疑が明確な道交法違反(信号無視)で現行犯逮捕したが、警察の取り調べに対し、この男は「酔っ払っていたので逃げた」などと供述しているという。警察では男のアルコール量なども計測し、今後は酒気帯び運転容疑でも取り調べを進めていく方針。

《石田真一》

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