日産ディーゼル工業は、昨年6月に発売したキャパシターハイブリッドトラックを17日に日立金属系列の安来製作所物流事業部に納車したと発表した。キャパシタートラックの納車は昨年の日本通運に続いて2社目。
安来製作所の所在地は島根県。従来から、環境問題に高い関心を持っていたが、島根県にはCNG(天然ガス)の燃料供給インフラが無くて、CNG車などの低公害車の導入は実現していなかった。キャパシターハイブリッドトラックが、低燃費、低公害で、燃料供給インフラの面でも問題が無いため、導入を決めた。同社は、このトラックを安来市内の関連会社への製品輸送業務に利用する予定。
キャパシターハイブリッドトラックは、既存車の2倍以上の価格。