日産自動車は、1月に国内で販売するガソリン乗用車の80%が「超-低排出ガス車」(U-LEV)になったと発表した。日産では、今年3月までに乗用車販売台数の80%をU-LEVにする方針を掲げて、乗用車の低排ガス化を進めてきた。
計画よりも2カ月前倒しで、達成したとしている。同社の大久保副社長は、「手ごろな価格で広く普及させることが可能で、実効性の高い技術を商品に投入することで環境保全に貢献することができた」としている。
日産では、今年は年間を通じてU-LEV車を80%以上販売する計画で、これはゼロエミッション車を年間40万台普及させるのに等しい空質改善効果があるとしている。