吹雪の中、クルマ40台の衝突事故!! 負傷者は約80人に

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12日午前、北海道深川市内の道央自動車道下り線で吹雪の中を走行していた大型観光バスや乗用車、トラックなどが次々と衝突。合計40台あまりが関係する多重衝突事故となった。この事故で3人が死亡、1人が重傷、約70人が軽傷を負っている。

北海道警・旭川方面本部の調べによると、事故が起きたのは12日の午前10時20分ごろだという。深川市音江町向陽の道央自動車道下り線で発生した乗用車の単独事故をきっかけに、およそ200mの区間の3カ所で後続車が断続的に追突を繰り返した。当時、現場付近は吹雪のために視界が10m前後と非常に悪く、ほとんどのクルマが前方を走るクルマのテールランプを見ながら走っている状態だったが、これが被害を大きくする一因になったとみられる。

事故は被害が最も大きかったのは中間地点の事故で、3人の死亡者もここに集中していた。巻き込まれた車両数も最多の20台。走行車線と追い越し車線を完全に塞ぐような形で各車が折り重なるような状態となっていた。

事故の当事者の供述によると、現場付近は当時吹雪で視界がかなり悪い状態で、前方に止まったクルマを直前まで目視することができず、そのままぶつかっていったという。

《石田真一》

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