歩道でタクシーを待っていたら……大阪でトラックが玉突き

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4日午後、大阪市東住吉区内の国道25号線で、客を拾うために車線変更しようとしたタクシーに後続の大型トラックが減速をしないまま追突した。タクシーは追突の弾みで歩道に乗り上げ、タクシーを待っていた客2人をはねたが止まらず、さらに歩道沿いの飲食店に激突した。この事故で9人が負傷している。

大阪府警・住吉署の調べによると、事故が起きたのは4日の午後0時20分ごろだという。東住吉区杭全2丁目付近の国道25号線で、客を乗せるために車線変更を行い、減速しようとしていたタクシーに、後続を走っていた10トントラックが追突した。

タクシーは追突の弾みで歩道に乗り上げ、このタクシーを待っていた女性ら2人をはね、さらには歩道に面したイタリア料理店の店頭に突っ込んだ。当時この料理店には客9人がいたが、6人が店内に飛び込んできたタクシーや、割れたガラスと接触して負傷した。ケガ人はタクシーの運転手、このタクシーを待っていた2人、店内にいた6人の合計9人。いずれも救急車で近くの病院に運ばれたが、全員が全治2−3週間程度のケガを負ったという。

警察ではタクシーと大型トラックの運転手双方から事情を聞いているが、大型トラックがタクシーの車線変更と減速に気づくのが遅れたことが事故の原因になったとみている。

《石田真一》

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