ホンダが発表した2003年3月期の単独決算見通しによると、売上高が前年度比2.8%増の3兆3000億円と増収になるものの、営業利益は同27.4%減の1350億円と大幅減益となる見込みだ。国内販売で苦戦している実態を反映している。
経常利益は同9.6%増の2400億円、当期純利益は同26.0%増の1700億円となる見込み。なおこれらの数字は、昨年10月の見込みよりはいずれも上方修正されている。
ホンダは、国内販売が苦戦しており、当初の予定では、92万台を目指していた。しかし、中間決算発表時に90万台に下方修正、今回さらに88万台に引き下げた。ホンダはミニバンの販売が苦戦している。連結決算は北米の好調で業績は好調だが、単独では厳しい状態が続く。
●おおっと!! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。自動車業界の動向をウォッチング!---