バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットでテストを実施しているパナソニック・トヨタ・レーシング。2日目となった29日もオリビエ・パニス、クリスチアーノ・ダマッタの両ドライバーがニューマシン「TF103」の熟成作業を行った。
「今日のプログラムは新しいパーツなどの比較に重点を置いた。交換するのに時間がかかったため、たくさんのラップをこなすことができなかったけどね。いい仕事ができたけど、評価を完全なものにするため明日も引き続き作業を行わなければならない。強風のためトラックコンディションが変化したため困難もあったが、全体的には非常にうまくいった」とパニス。
ダマッタは、「僕にとって充実したいい一日だった。TF103でのフルテスト2日目にしては内容に非常に満足している。すでに昨日よりマシンの居心地もよくなっているし、トラックにもすぐに慣れることができた。今シーズン初めてのサーキットに対するときのために、新たなF1サーキットにこれほど速く順応できることがわかって個人的にもとても励みになったよ」とコメント。
最終日も両ドライバーがテストを行う予定。