給油中に後続車が衝突、そして炎上---ガソリンスタンドで起きたこんな事故

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27日午前、愛知県西春町内にあるガソリンスタンドで、給油中のクルマに別のクルマが追突し、漏れたガソリンに引火して双方のクルマの一部が焼ける被害が起きた。火はすぐに消し止められたが、追突された側のクルマに乗っていた女性が軽いケガをした。

愛知県警・西枇杷島署の調べによると、事故が起きたのは27日の午前10時20分ごろだったという。西春町のガソリンスタンドで19歳の女性が運転するクルマに店員が給油しようとしたところ、続いて入ってきた63歳男性の運転するクルマが追突した。

追突の弾みで前のクルマは給油機を直撃。ホースから漏れたガソリンが、火花によって引火し、双方のクルマのバンパー部分を焼く被害を出した。給油機は安全装置が働いて自動的に停止。燃え上がった火も店員が消火器を使って消し止めた。この事故で追突された側のクルマの運転席にいた女性が背中などを打つ軽いケガを負っている。

警察では男性が前方を注視しないままガソリンスタンドに入り、停止位置を誤って進んだことが事故の原因とみて、男性から当時の状況について話を聞いている。また、消防などと共同で出火した原因についても調べているが、給油機の安全装置が働くまでのわずかな時間、ホースに残留していたガソリンに引火したのではないかとしている。

《石田真一》

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