【実物大チョロQ第二弾】ある時は自転車、ある時は電動バイク--それが『トゥー』

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【実物大チョロQ第二弾】ある時は自転車、ある時は電動バイク--それが『トゥー』
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電気自動車『U』(ユー)と一緒に発表されたのが、電動モーター駆動の原付自転車『POPED・tu』(ポペッド・トゥー)だ。ポペッドとは「ポスト・モペッド」の略。モペッドといえば自転車にエンジンを搭載し、どちらの機能も両立させたものだが、トゥーは自転車に電気モーターを組み込み、人力かモーターいずれかの力で駆動するという新しいタイプの乗り物だ。

これはアメリカのEVグローバル社が開発・販売している『E-BIKE』をベースにしたもの。同車のバッテリーを製造するエナックスが輸入し、チョロQモーターズが日本の道路車両運送法に準じた保安基準などを盛り込んだ上で販売する。人力とモーターは排他使用となり、アシスト機能付きの自転車とはその駆動方法が大きく異なる。このため、法的な扱いも原動機付き自転車となり、運転に際しては免許証が必要となる。

自転車としてはもちろん、モーターを利用した原付バイクとしても使えるため、モーター駆動時には後部に7色のLEDを点灯させ、電源が入った状態であることを周囲にアピールする工夫もしてある。モーター使用時の航続は約30km、最高速度は24km/hだが、平地や下り坂では自転車として使い、上り坂のみでモーターを使用するなどの使い方をすれば「1日程度は充分に持つのではないか」(チョロQモーターズ)という。

日本国内での販売については家電量販店を含め、約300店舗での取り扱いを予定しているが、チョロQモーターズ取締役の田中修一郎さんによると「販売時に“これが原付である”ということを明示し、いわゆる電動式スクーターや電動式スケーターのような無責任な売り方はしない」と説明。このあたりについては研究済みであることを示した。

《石田真一》

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