VICSセンターによると、カーナビの出荷台数が2002年11月末現在で1063万台を突破した。10月末は1038万台だったので、1カ月で25万台増加したことになる。自動車メーカーの積極的なカーナビの販売キャンペーンなどが増加の原因と思われる。
出始めた時期は、ダッシュボードの下の方に申し訳なさそうに付いていたモニターも、今やダッシュボードの一等地に装備されるようになった。そういうことからもカーナビは必需品となったことがわかる。
その打撃を被ったのが、道路地図。厚い道路地図は最近売上が減少しているということだ。出版社も、カーナビに対応した道路地図を考慮すべき時期に来ているようだ。