判決直後に新しい証拠発見だって……クルマ窃盗犯無罪を不服で検察が控訴

那覇地検は25日、今月13日に那覇地裁で無罪判決が言い渡された自動車窃盗犯について、判決を不服として福岡高裁那覇支部に控訴したことを明らかにした。被告が自動車窃盗に関与したことを示す有力な証拠も提出する準備があるという。

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那覇地検は25日、今月13日に那覇地裁で無罪判決が言い渡された自動車窃盗犯について、判決を不服として福岡高裁那覇支部に控訴したことを明らかにした。被告が自動車窃盗に関与したことを示す有力な証拠も提出する準備があるという。

問題の事件は今年6月に起きた。沖縄県名護市内の路上で不審な行動をしていた59歳の男性をパトロール中の警察官が発見して職務質問したところ、この男性が乗っていたクルマが盗難車両であることが発覚。男性は窃盗容疑で逮捕されたが、取り調べの段階から「このクルマは初対面の男性から今年2月、27万円で購入した」と主張していた。

男性は公判でもこの主張を繰り返し、那覇地裁は「被告の主調は一貫して変わらず、被告が盗難以外の方法でクルマを入手した可能性を否定する証拠もない」として、検察側からの懲役1年2カ月の求刑に対し、無罪の判決を言い渡していた。

検察側はこの判決を不服として高裁への控訴を決めたが、控訴審では被告がクルマを盗んだことを証明する新しい証拠を提出するとしている。一審の判決直後に早くも出てくる「新しい証拠」というのが気になる。
《石田真一》

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