教師同士の飲み会直後に飲酒運転摘発---茨城県の高校教師に停職処分

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茨城県教育委員会は26日、同僚との飲酒後に酒気帯び運転で検挙された41歳の県立高校教師を同日付で停職3カ月の懲戒処分を実施したことを明らかにした。この教師が勤務する学校の校長に対しても監督不行き届きということで訓戒処分にしている。

県教委によると、この教師は今月12日深夜、同僚の教師7人と茨城県下妻市内の飲食店で酒を飲んだ。自宅のあるつくば市内までは運転代行サービスを利用したが、途中でタバコが買いたくなり、自宅の1kmほど手前にあるつくば市内の商店街で精算し、自分のクルマに乗り換えた。その後、コンビニエンスストアに行こうとした際につくば中央署が実施していた飲酒検問に引っかかり、呼気検査で015ミリグラムを超えるアルコールが検出されたことから、13日未明に道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で検挙されている。

教師は検挙事実を上司である校長に連絡。校長から通報を受けた県教委は教師に対する処分を検討してきたが、茨城県が県職員に対する飲酒運転の罰則規定を強化していることから、最低ラインである停職3カ月の処分を決めた。また、この教師が摘発を受けた際には同僚の教師と飲酒した後であることから、校長には部下に対する監督不行き届きがあったとして、訓戒処分も実施された。

《石田真一》

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