13日、2002-2003日本カー・オブ・ザ・イヤー(=COTY、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会主催)は、ホンダの『アコード/アコードワゴン』に決定した。今回の結果には、読者から様々な反応が寄せられた。
以下《T. O. さん》からのメール:
COTYについていろいろな意見がある中、受賞したアコードと次点の日産『フェアレディZ』についての得点獲得状況を比べてみました。大きく分けて3つの傾向が浮かんできました。
(1):10点満点はZの方が5人も多く獲得している。
(2):0点はZの方が圧倒的に多い(アコードが少ない)。
(3):中間(3−7)点の間でアコードは点数を稼いでいる。
これらを踏まえて考えるとアコードが受賞した理由も解ってくると思います。満点や0点といった、個人的な嗜好が反映されやすい点数とは別の「好きでも嫌いでもないけど、これもなかなか良いんじゃない?」といった部分での点数の積み重ねによる受賞、つまり多くの人が何かしらの評価を与えたクルマである、と。
誰かにとっての特別なクルマなどではなく万人に受け入れられるクルマ、まさにそれこそが「カー・オブ・ザ・イヤー」と言えるのではないでしょうか。むしろ「This Year's Car of the Japan」とまで言っても差し支えないと思います。