財政難により来季のエントリーが疑問視されていたアロウズ・チームがドイツに拠点を置く投資家グループとの契約で合意したことを発表した。
チームは「アロウズはドイツの投資家とチームに対して出資を行う内容の契約を交わした。契約が完了するまで、内容については公表されない。全てが終了するまでには、まだしばらく時間を要するだろう」との声明を発表した。
イタリアのスポーツ紙によると、アロウズ買収には「ジャーマン・グランプリ・レーシング」という団体が関わっており、その背後にはアラブ系企業の存在があるという。報道によるとすでにアロウズ株の51%が同団体に売却されたと伝えられているが、その株を所有していたモルガン・グレンフェルは「まだ売却していない」と語っており、詳細は発表が行われるまで謎のようだ。