日産自動車は4日、パリにおいて2003年のパリ〜ダカールラリー参戦体制を発表した。日産はこれまでプライベートチームを通じて同ラリーに参加してきたが、今回よりワークス体制での参戦となる。三菱自動車を退社した篠塚建次郎がドライバーとして日産チームから参加する。
2003年は5台の日産『ピックアップ』(日本名『ダットサン・ピックアップ』)で参戦する。全車ともスーパープロダクションクラス(グループ2・改造車クラス)にエントリーし、ドゥビリエ/メモン組は後輪独立懸架を装備した同車のエボリューションモデルでの参戦となる。またワークス体制での参戦は03年から06年までの4年間を予定しているという。
日産はブランド強化を目的としてモータースポーツプログラムの再構築を行っており、今後はユーザーに近いところにあるカテゴリーへの参戦を行っていく方針で、その例がパリ〜ダカールラリーだ。とくに若年層ファンにアピールすることで、日産ブランドにダイナミックなイメージを加えていくとしている。
パリ〜ダカールラリー2003、正式名称「テレフォニカ・ダカール2003」ラリーは03年1月1日スタート、19日にダカールにゴール予定。
●おすすめ!! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け!! 重大ニュースの見落としがこれでなくなります。---