トヨタ自動車は、8月の生産・国内販売・輸出実績を発表した。それによると世界生産台数は前年同月比4.0%増の41万3536台となり、順調に増加した。
内訳は国内生産が同2.1%減の24万1602台と2カ月ぶりにマイナスとなったが、海外生産が同14.0%増の17万1934台と好調に推移し、全体はプラスとなった。
国内生産のうち、国内販売は同2.3%減の10万4435台。『ist』や『アルファード』などの新型車以外が落ち込み、12カ月連続でマイナスとなった。輸出も同3.1%減の12万7380台と低迷。海外生産シフトで輸出が落ち込んだ。国内販売が低迷しているトヨタの国内空洞化は益々深刻だ。
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