ホンダは19日、乗用車7車種とオートバイのリコールを国土交通省に届け出た。
93年6月から98年4月に生産された『アコード・インスパイア』、『ビガー』、『インスパイア』、『セイバー』、『アスコット』、『ラファーガ』、合わせて15万3575台では、エンジン始動スイッチの摩耗により回路がショートし、スターターが動作し続けて過熱・発火するおそれがある。これまでに車両火災を含む9件の不具合が見つかっている。
さらに99年4月に生産された『キャパ』、1043台では、エンジン始動スイッチの接点圧力が低下し、走行中に突然、エンジンが止まるおそれがある。
一方、昨年3月から今年8月に生産した大型スクーター『シルバーウィング400』及び『600』、合わせて5513台は、後輪ホイールの強度不足により、大きな衝撃を受けるとホイールが破損し、走行不能になるおそれ。