【新聞ウォッチ】ユニクロ、タカラの電気自動車「Qカー」販売を白紙撤回

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【新聞ウォッチ】ユニクロ、タカラの電気自動車「Qカー」販売を白紙撤回
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年9月18日付

○ 日韓首脳会談、奥田碩・日本経団連会長表明「高く評価し、歓迎する、懸案全面解決を」 (毎日・8面)

○ 日産、中国に本格進出、来年にも年産10万台計画 (読売・8面)

○ ダイムラークライスラー「マイバッハ」受注開始、1台新築住宅並みの3900-4600万円 (読売・8面)

○ VWとダイムラークライスラー、バイオマス燃料研究開発で提携 (朝日・12面)

○ トヨタ、カナダでの生産、25万台に拡大へ(朝日・13面)

○ 豊田合成と日亜化学、青色LED特許訴訟合戦終結(朝日・13面)

○ 増岡浩選手、燃える赤い新車、パリ・ダカ連覇へ走行テスト(朝日・16面)

○ 首都高速、年内値上げせず、民営化委員会に公団側表明(日経・5面)

○ 日産 、東風汽車と提携最終合意、今週中に調印(日経・9面)

○ ユニクロ、タカラの「Qカー」販売を撤回(日経・9面)

○ 9月中間決算見通し、ヤマハ発動機、経常利益350億円に拡大、日産車体は6.3倍(日経・17面)

○ BMW、サスペンションなどの変更承認受けず販売(日経・42面)

[ひとくちコメント]

小泉首相と金正日総書記の歴史的な日朝首脳会談は、きょうの各紙が一面から社会面まで紙面の隅々まで割いて取り上げているように、北朝鮮側が拉致の事実を認めて謝罪したとはいえ、何とも痛ましい結末が明らかになった。

ただ、懸案の国交の正常化交渉は再開される見通しで、奥田碩・日本経団連会長も「高く評価し、歓迎する」とコメントしているが、国内の北朝鮮に対する反発もあって今後の交渉が難航するのは避けられない。とかく交渉ごとは、それぞれの思惑が著しく食い違えば、駆け引きの過程で破談することもしばしばある。

きょうの日経などが「ユニクロ、タカラの電気自動車『Q-CAR』の販売を白紙撤回」と報じているのも気になるところだ。記事によると「特別仕様車の量産体制が遅れ、11月からの販促時期に間に合わない」というのが表向きの理由。会社側が売るの売らないのは勝手である。だが、真相はヤブのなかで裏の事情はわからないが、消費者を欺くような前評判の宣伝効果だけを狙ったパフォーマンスならいい加減にしてほしいものだ。

《福田俊之》

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