【『G-BOOK』誕生】ケータイ、PDA、パソコンとも連動する「G-BOOK-ML」

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G-BOOKはクルマだけの情報サービスではない。G-BOOKの基幹システムになる「GAZOOセンター」のサーバーを介して、パソコン、PDA、ケータイなど複数の通信端末と連動するようになっている。

このシームレスなサービスを支えているのが、GAZOOセンター内の「UCS (ユーザーカスタマイズサーバー)」と、コンテンツ開発用の開発言語「G-BOOK-ML」だ。約束事が違うがHTMLのような言語だと考えてよい。コンテンツプロバイダーは車載端末、パソコンweb、ケータイweb、PDAなどのサイトを別々に開発する必要はない。パソコン上でブラウズできる車載、ケータイ、PDAのエミュレーターを見比べながら、「G-BOOK-ML」を編集すれば、低コストでユビキタスコンテンツが実現する。

UCSでは各ユーザーのアカウントごとに、ユーザー情報を管理している。ユーザーはG-BOOK端末やパソコン、ケータイなど違う通信端末からアクセスしても自分の情報をすぐさま見られるのだ。

さらにG-BOOK用の開発言語「G-BOOK-ML」は、UCSによって各情報端末に適した形に自動変換される。コンテンツ会社がG-BOOK向けのコンテンツを作れば、それはパソコンやPDA、携帯電話からもアクセスできるようになるのだ。どのような通信端末からも同じコンテンツやサービスを利用できるのは、iモードの携帯電話系の情報サービスにない機能である。

では、このシームレスアクセス機能はどのように役立つのか。

「クルマに乗り込む前に携帯電話やPDAから目的地設定をしたり、その逆にクルマから降りても(携帯電話やPDAで)地図や周囲の施設情報を見られます。他にもスケジュール情報や、G-BOOK向けコンテンツはすべての(通信)端末から使えますから、コンテンツ次第で様々な用途で使えるでしょう」(第5開発センター第1電子技術部第13電子室第5グループ長の保科健氏)

カーナビの目的地設定やコンテンツの検索は、とかくモタモタしがちなもの。それを車外からもできるだけで、確かに便利かもしれない。

《レスポンス編集部》

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