【新型マツダ『デミオ』発表】15年以上の進歩を遂げたシャーシ

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【新型マツダ『デミオ』発表】15年以上の進歩を遂げたシャーシ
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新型『デミオ』はボディも完全新設計だ。旧型が1985年にデビューした初代『フェスティバ』のパーツを流用して作られていたため、一気に15年以上の進歩を遂げたといっても過言ではないだろう。

ボディの設計にあたっては、最新のコンピュータシミュレーションを用いた上で実車走行テストを徹底的に行い、ボディ全体の曲げ剛性、ねじり剛性に加え、ボディの局部剛性についても的確な強化が施されている。

サスペンションは旧型と同じ前マクファーソンストラット、後トーションビーム式だが、全面的に新設計され、コンパクトで高機能なものに仕立てられている。形式上4WD化は難しく、当面FFのみの展開となりそうだ。

ボディサイズは全長3925mm(旧型比+125mm)、全幅1680mm(同+10mm)、全高1530−1545mm(同+10mm)と、依然としてコンパクトで使いやすいサイズにとどまっている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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