道路システム高度化推進機構(ORSE)は、7月末現在のETCセットアップ台数を発表。7月末現在で累計台数は40万台を突破した。7月の月間セットアップ台数は、3万5354台となる。
都道府県別で累計台数を見ると、東京都(8万3000台)、神奈川県(4万7000台)、愛知県(3万2000台)の順となる。やはり、高速道路の使用頻度が高い都道府県の普及台数が多いと言える。
7月からORSEでは車載器のセットアップ情報発行に関する統計処理システムの整備を図った。今後は、再セットアップ台数を速報値として提示する。今まで発行したセットアップ台数は、車載器にセットアップされずに取り消されることがあり、後日変更されることがある。
40万台を突破したとはいえ、まだまだ料金所渋滞を解消するには至らない。ETC利用者の通行量割引率を大きくするなど、抜本的な解決案が必要だろう。