タイヤ脱落の原因はアルミホイール? 三菱が「今度こそは…」の再点検実施

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大型トラックのハブが損傷しタイヤが脱落したことに伴って死亡事故が発生した事件で、トラックのハブ自主点検を行ってきた三菱自動車は、追加の自主点検を行うと発表した。

それによると、これまで点検で「ハブ交換基準値未満」を理由に対策を行なわなかったトラックで、その後にタイヤが脱落するという事故が発生した。また、これ以外にも同様の事故が数件発生したため、詳細な調査を行った。

この結果、アルミホイール装着車でこうした事故が起こりやすいことが判明している。アルミホイールは摩耗量が大きいが、市場で使用されているアルミの摩耗量にはバラツキがある。アルミが過大に摩耗した場合はハブの寿命低下に影響する。同社では、ハブの寿命を確保するため、過大摩耗アルミの使用を避けてハブの摩耗量に加えて、ホイールの摩耗量の和を基準値として点検する必要があると判断した。

このため、アルミホイール装着のトラックで26日から追加の自主点検を行う。対象は5690台で、点検とハブ交換は無償、ホイールは有償となる。同社では、交換費用として2億円を想定している。

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《レスポンス編集部》

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