米国株式が下げ止まる気配が見えず、終始売りが先行する展開。全体相場は大幅反落し、平均株価は終値ベースで2月20日以来5カ月ぶりに1万円台を割り込んだ。自動車株は高安まちまち。
三菱自動車工業、マツダがともに前日比3円高と続伸し、日産ディーゼル工業もしっかり。一方、トヨタ自動車が90円安と続落し、富士重工業、ダイハツ工業が軟調。スズキは前日軽4輪車用エンジン初の直墳ターボエンジンの実用化を発表したが、株価は続落。
この日の大手経済紙朝刊が「2002年度の対米自動車輸出が11年ぶりに180万台を突破する見通し」と報じたが、特に反応はなかった。
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