ホンダは、北米の販売が好調なことから、北米の四輪車生産能力を大幅に引き上げると発表した。これによって北米の完成車生産能力は122万台から2004年には140万台へと拡大する見込み。
能力増強計画によるとアラバマの工場に4億2500万ドル(約500億円)を投じて年産15万台の第二生産ラインを建設する。これによってアラバマ工場の生産能力は年産30万台と倍増となる。
また、カナダの四輪工場の生産能力を2003年初頭を目途に、年産39万台に引き上げる。第一ライン、第二ラインともにそれぞれ年間19万5000台を生産する。
さらにV6エンジンの増産体制を整えるため、オハイオ州アンナエンジン工場の生産フレキシビリティを高めて、エンジン生産能力を2003年夏には12万基引き上げ年産116万基とする。
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