幼児1人が圧死---下り坂にブレーキの掛かってないミキサー車を

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25日午後、長崎県厳原町の町道で、故障したために他のトラックによって牽引中だった2トンミキサー車が無人のまま坂を下りだし、散歩中の男性と、男性が連れていた幼児を次々にはねた。この事故で幼児が首の骨を折り、即死している。警察ではトラックでこのミキサー車を牽引していた男から詳しい事情を聞いている。

警察の調べによると、事故が起きたのは25日の午後2時ごろで、長崎県厳原町西里の町道を散歩していた3人に向かって、坂を下ってきた2トン積みのミキサー車が突っ込んできた。この事故により、3歳の幼児がミキサー車の下敷きとなった際、首の骨を折ってほぼ即死の状態。幼児を連れていた54歳の男性がはねられて軽傷を負い、トラックが最終的に突っ込んで止まった住宅にいた1人も切り傷を負っている。

長崎県警はこの2トンミキサー車を別のトラックで牽引していた26歳の男を業務上過失致死・致傷の容疑で逮捕して詳しい事情を聞いている。取調べで男は「調子が悪くなったミキサー車を牽引していた。ところが引っ張る側のトラックもクラッチの調子が悪くなり、途中の坂道で止め、牽引ロープを外したら後方にずり落ちていった」と供述しているという。警察ではなぜ坂道の途中でロープを外す必要があったのかなど、この男をさらに追及していく方針。

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《石田真一》

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