フォードの“『トーラス』ファンを取り戻せ”作戦…でもトーラスにじゃないよ

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フォードの“『トーラス』ファンを取り戻せ”作戦…でもトーラスにじゃないよ
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フォード『トーラス』といえば1992年から96年までアメリカのベストセラーカーの地位を保ったクルマだが、このところ販売がふるわない。そこでフォードではトーラスのオーナーを取り戻すための計画を練り続けてきた。

来年販売が始まる2004年モデルのフォード『ファイブハンドレッド』セダン、マーキュリー『マローダー』、フォード『クロストレイナー』が、「トーラスにとって変わるシリーズ」と位置付けられているのだ。

狙いは古くなったトーラスやマーキュリー『セーブル』に乗っている人々。フルサイズの後輪駆動、フォード『クラウンビクトリア』やマーキュリー『グランドマルキス』に買い替えるのには躊躇があるがミッドサイズセダンに興味がある、というユーザー層や、SUVを試したいが本格的なオフローダーは求めていない、という層にこれらのクルマでアピールする作戦だ。

一時は年間50万台を販売したトーラスだが、その凋落ぶりはかなりのもの。今年に入って1月から5月までの販売台数を見ると、トヨタ『カムリ』が18万9118台、ホンダ『アコード』が14万8486台、トーラスが13万3892台。しかもトーラスの販売の多くはレンタカー会社相手によるもので、フォードとしてはなんとしてでもかつてのトーラスファンを取り戻したいと願っているのだ。

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《Sachiko Hijikata, US editor》

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