「自分の頭に事故を起こしたという記憶は無い」と胸を張る高校教師を逮捕

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大阪府警は19日、泥酔状態のままクルマを運転し、信号待ちをしていた乗用車に追突し、そのまま逃走したとして、兵庫県宝塚市に住む44歳の男を業務上過失致傷と道路交通法違反(ひき逃げ、不申告)の容疑で逮捕したことを明らかにした。

警察の調べによると、この男は16日の午後10時35分ごろ、大阪府豊中市の府道で信号待ちのために止まっていた乗用車の後部に衝突するという事故を起こした。男は追突した直後にクルマをバックさせ、そのまま何事も無かったように現場から立ち去ろうとしたため、衝突されたクルマに乗っていた31歳の会社員が後続のタクシーに乗って、後を追うように依頼。ナンバーを把握した段階で警察に通報した。

警察ではナンバープレートから宝塚市に住む44歳の高校教師を割り出し、任意同行を求めて事情を聞いていたところ、19日になって「自分がやったのでしょう」と容疑を認める供述を行ったため、この男を逮捕している。

警察の調べに対してこの男は、16日の午後に兵庫県三田市内の居酒屋で数時間に渡って飲酒をした後、友人に送られて自宅に戻った。その後、ほぼ泥酔状態を持続したままクルマを運転し、事故を起こしたものとみられているが、事故当時の記憶は全くなく、翌朝にクルマが壊れているのを目撃した際にも「当て逃げされた」として、兵庫県警に被害届けを出そうとしていたことわかった。

警察では今後も取調べを続け、容疑の裏付けが出来た段階で容疑を危険運転致傷罪に切り替える方針だという。

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《石田真一》

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