日産ディーゼル工業は13日、小型トラック『コンドル(20・30・35)』を改良して発売した。いすゞ自動車の『エルフ』をベースにしており、2003年の新短期排出ガス規制をクリアした。
日産ディーゼルは日産自動車やダイハツ工業とおなじように、いすゞから小型トラックの供給を受けている。いすゞのエルフは5日に一部改良車を発表。業界にさきがけて03年の排出ガス規制を前倒し達成した。同時にPM(粒子状物質)低減装置を標準装着して東京都の環境条例にもパスした。
日産ディーゼルが発売したコンドルシリーズは、この新型エルフをベースにし同じ環境性能を確保した。さらにCNG(圧縮天然ガス)車やLPG(液化石油ガス)車の車種バリエーションも拡大し、環境対応車をラインアップを拡大した。