GMの経営の足を引っ張るのでは、と心配された韓国の大宇(デーウ)買収だが、ここに来て思わぬ展開となっている。
まず、GMの中国でのパートナーであるSAICが大宇を引き受ける意志があることをほのめかした、と報道された。そしてMGローバーもポーランドにある大宇のFSO組み立て工場に興味を示している、という。
このポーランド工場は、大宇の国外工場の中でも最大規模のもので、一時は「世界でもっとも生産性の高い工場」と言われたこともある。しかし大宇ブランドの継続やヨーロッパでの小型車の販売に力を入れていないGMは、この工場のことをほとんど視野に入れていなかった。
GMが大宇を切り売りするのか、自社オペレーションに組み込むのか、正式な発表はなされていない。しかし一部転売でGMに思わぬ利益が転がり込む可能性が出てきたことは確かのようだ。
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