三菱自動車が29日公表したリコール未対策車に関する調査によると愛知県のほか群馬県でもリコール未対策車が販売されていたことが発覚した。
リコール未対策車の販売を行ったことが分かったのは群馬県の群馬三菱自動車販売。調査によると、同販売会社は昨年12月18日に販売した『シャリオ・グランディス』が、同時点でリコール対象車と分かっていたにもかかわらず未対策のまま販売した。
納車後、リコール未対策だったことに営業所が気づいたものの即座に顧客に伝えず納車後1カ月点検の時まで対策を先延ばしにしていた。しかも1カ月点検の際に肝心のリコール対策を忘れ点検のみ行って車両を顧客に返してしまったという。今回の愛知県の件でこれを思い出し今月24日になって初めてリコール対策を実施した。