ニスモでは、JGTC=全日本GT選手権第3戦(スポーツランドSUGO、26日決勝)において、新型「VQ」エンジン搭載『スカイラインGT-R』を1台投入する。今回はNo.22「ザナヴィ・ニスモGT-R」をVQエンジンに換装する。
なおNo.23「カストロール・ピットワークGT-R」は今までどおりの「RB26」エンジンで出場する。7月28日に富士スピードウェイで行われる第5戦では、ニスモから2台、インパルから1台、合計3台のスカイラインGT-RがVQエンジンに替わる予定。
ニスモの小河原宏一監督は「エンジン、シャシーともに(従来のRB26搭載車から)大きく変更した仕様となっており、開幕戦からの投入は見合わせていましたが、ここ菅生で実戦テストを兼ねての参戦です。ただし出るからには上位進出を図ります」と語る。
■新型VQエンジン諸元
エンジン型式:VQ30DETT
排気量:2987CC
ボア×ストローク:93.0mm × 73.3mm
最大出力:485ps以上/5600rpm
最大トルク:75Kgm以上/4000rpm
燃料系・点火系:ECCS・NDIS
ターボチャージャー:ツインターボ