トラックドライバーのやる気を引き出す車両管理システム

エコカー 燃費

九州に本拠地をおくトラック業者、トワード物流は15日、カシオのPDA(携帯情報端末)を使った車両管理システムを開発したと発表した。一般的な車両管理システムと違い、リアルタイム燃費や累計燃料消費量などの情報をドライバーにも知らせることで、省エネ運転を促すという。

大型トラックの燃費は3km/リットル前後だが、ドライバーの“省エネ意識”が芽生えることで、同社の実験では4km/リットルの燃費を記録したドライバーもいるという。同社の友田健治社長は「いろいろな車両管理システムを見て回ったが、ドライバーに焦点を当てたシステムは皆無だった。自分のドラテクに自信のあるドライバーほど省エネ運転にチャレンジするようになる」と開発の動機や効果を語った。

カシオ計算機も販売に協力し、初年度に1万台分のシステム販売を見込む。

《編集部》

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