パナソニック九州松下電器は、初心者でも操作が簡単な「これだけモード」を搭載したポータブルナビ「デルNAVI・KT-GT60」シリーズの販売を5月1日より開始する。
ナビ市場は、DVDナビが主流だが、本体とモニターが一体化したポータブルナビも未だ人気は衰えていない。中でも九州松下電器は一貫してポータブルナビを作り続けてきたパイオニア的存在。
『KX-GT60V』の特長は、FM-VICSとTVチューナー付きのナビとして、9万9800円という低価格で提供したことだろう。また、初心者でも操作が簡単な「これだけモード」を搭載し、使いやすさが向上した。面白いのが、二つのリモコンを標準装備していること。一つは従来の10キーリモコン、もう一つが使用頻度の高いメニューだけを取り出せる「これだけリモコン」。これらによって使いやすさがかなり向上した。
機能面では、マップコードを採用したことが特長。JTBの『るるぶ』シリーズなどに掲載されたコードを入力することで簡単に目的地を設定できる便利な機能だ。ビジュアル的には、液晶周りのパネルの色を交換できる「きせかえパネル」を採用したこと。インテリアなど好みに合わせて、取替えができる。ソフト媒体にはCD-ROMを採用し、ゼンリンのSuper 全国版7(拡張フォーマット専用)を標準装備している。