日野自動車は3日、4月1日付けの組織改正で「バス事業統合準備室」を設置したと発表した。いすゞ自動車とのバス製造事業統合を推進する。
日野といすゞは採算が悪化しているバス製造事業を統合し、2003年10月に新会社を設立する。推進室はこのための準備作業を行う。日野は昨年6月に蛇川忠暉新社長体制になってからバス事業の統合メリットを再検証していた。しかし、バス需要が低迷する中、やはり必要性があると判断し1月に再スタート宣言をした。
推移室では営業や開発、調達、経理といった幅広い分野で事業統合に向けた具体的な作業に入る。