2002年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦のカタロニアラリーは3月21日から24日まで、スペインの地中海に面するジョレット・デ・マールを起点に行なわれる。カタロニアラリーはツール・ド・コルスについでターマック(舗装)2戦目にあたる。
三菱は前戦ツール・ド・コルスでポイントを挙げたが、いささかの足踏み状態だ。93年にカタロニアで優勝しているフランソワ・デルクールは「カタロニアのステージは道幅がコルシカより広く速度は上がる。ポイント獲得をねらい、クルマをより進化させるためのデータも取る」と語る。
いっぽう「アスファルトのラリーを味わっている」というアリスター・マクレーは、三菱のWRカーにも次第に慣れてきたようで、「ラリーを重ねるにつれて良くなっている」とマシンを評価している。