みんながインターネット経由で投票してきめる「インターネット・カー・オブ・ザ・イヤー」、通称iCOTY(アイコティ)が、2月22日から投票を開始している。投票開始以来、上位は順位を変えずにそれぞれ得票を延ばしてきたが、ここにきて急に動き始めた。
■国産車
現在1位はホンダ『フィット』、2001-2002年に、日本COTYとRJCのダブル受賞したクルマだ。iCOTYでも現在トップだ。ほんとにいいクルマなのかも知れないが、せっかく自分の意見を反映させて賞を選ぶ機会なのに、ジャーナリストや評論家や先生の意見を鵜呑みにしていないだろうか。
2位はトヨタ『エスティマ・ハイブリッド』。これも識者に評価の高かったクルマだ。環境大事、ハイブリッド正しい、エスティマ・ハイブリッドえらい、なんていう単純な発想で投票していないか? メーカーや開発者はそれぞれのクルマでベストをつくしているのだ。ただ、フィットおろしの至近距離にいるクルマだから、これに投票すると賞レースは面白くなる。
7日−8日で動きのあったのが、その下の3位。それまでのホンダ『インテグラ・タイプR』(またホンダだ)が落ちて、日産『スカイライン』が浮上してきた。このまま突っ走るか。
■輸入車
現在1位はアルファロメオ『147』、これも日本COTY2001-2002輸入車部門と同じだ。2位はBMW『M3』、媒体で報道されるイヤーカー選びではあまり聞かれなかった車名だ。やはりiCOTYはこうでなければならない。RJCのインポート・カー・オブ・ザ・イヤー2001-2002のアウディ『A4』は現在5位に沈んでいる。
動いたのは3位、4位。6日までは欧州イヤーカーのプジョー『307』だったが、7日に日本の軽規格に仕様変更したスマート『K』がわずかの差で逆転、8日にはその差を広げた。
投票は14日まで受付中。iモードでも http://www.icoty.com/ から投票できる。パソコンから、ノミネート車をじっくり吟味して投票したいという方はこちらから。複数回数の投票が可能だから、すでに投票してしまった方もまた別のクルマに投票できる。投票者を対賞にプレゼントも用意されている。