6日深夜、東京都あきる野市の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)建設現場で、掘削作業で出た土砂を積載した10トン積みのダンプカーが、作業用の仮設桟橋を曲がりきれず、8.3メートル下に転落するという事故が起きた。運転手1人が腰の骨を折り、重体。
事故が起きたのは6日の午後11時ごろで、圏央道の工事現場で掘削作業で生じた残土の輸送を行っていた24歳作業員の運転する10トン積みダンプカーが桟橋上で運転を誤り、そのまま8.3メートル下に落下した。ダンプカーは運転手を乗せたまま転覆し、さらに運転席を下に向ける形で落ち、仮設桟橋と圏央道の高架下橋脚部分の間に車体が微妙なバランスで引っかかるという、極めて不安定な状態になった。
車体がさらに落下する危険もあったため、東京消防庁のレスキュー隊などが出動し、二次災害の可能性をひとつずつ排除しつつ救出活動を行った結果、運転手は事故発生から6時間30分後にようやく車内から助け出された。腰の骨を折るなどのケガをしており、全治6カ月近い重傷だという。
警察では、運転手がL字型になっている桟橋のカーブを曲がりきれず、脱輪した状態でバランスを崩したことが事故の原因として、現場にいた作業関係者などから事故の状況について事情を聞いている。
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