激戦のコンパクトカー市場にシトロエンは『C3』を投入、フランス国内で販売を開始した。ジュネーブ・モーターショーが国際披露の場となるが、すでにコンセプトカーとして東京モーターショーにも展示されたことがある。
5ドア・ハッチバック4シーターのC3は、従来のシトロエン・レインジでいうと『サクソ』と『クサラ』との中間の市場セグメントに位置する。価格やデザインといった点でライバルを上回る商品力をもつねとシトロエンではいう。
実用性もC3の特徴で、例として子供に配慮したいくつかの装備を上げられる。ドアのチャイルドロック(ダッシュボードのボタンで操作)、チャイルドシート用ISOフィックス(運転席をのぞく各席)、航空機スタイルの後席用トレイ、前席から後席の子供をよく見えるための追加ミラーなど。
パワーソースはガソリンが1.4i(75HP)、1.6i・16バルブ(110HP)の2機種、ディーゼルがいずれも新開発のコモンレール式直噴ターボの1.4・8バルブ(70HP)と1.4・16バルブ(92HP)の2機種、合計4機種。
またC3はPSAプジョー・シトロエン・グループの新開発プラットフォーム「PF1」を採用した最初の量産車である。
【iCOTY】始まる!! あなたがインターネットで投票するカーオブザイヤー:2002年2月22日からインターネットおよびiモードで消費者が投票するクルマの賞として「インターネット・カー・オブ・ザ・イヤー2001-2002」を開催している。あなたも自分でCOTY決定に参加できる! 2002年3月14日まで投票受付中。---