メルセデスベンツ『トランスポーターT1N』に最新型エンジン搭載

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ダイムラー・クライスラー日本は、フルサイズバンのメルセデスベンツ『トランスポーターT1N』をマイナーチェンジして、20日から発売した。内外装のデザインを一部変更して、装備を充実し、新開発のエンジン、トランスミッションを搭載した。

トランスポーターT1Nは、全長4.9〜5.6メートル、最大積載量1.5トンクラスのフルサイズバン。荷室内で立ったまま作業できるゆとりの室内高と低くてフラットなフロア、大きな開口部を持つ両開きリアードアなど、作業効率を追求したクルマ。

今回のマイナーチェンジでは、フロントデザインを一新し、空気抵抗を低減するとともに、前面衝突時の衝撃を緩和するクラッシャブルゾーンを拡大した。内装は新たに曲面デザインのインストゥルメント・パネルやセンターコンソールに配したシフトノブを採用した。

新たに搭載された新型の2.1リットル直列4気筒ターボディーゼル・エンジンは、高圧かつ、高精度な燃料噴射制御で、理想的な燃焼を実現した新開発のCDI(コモンレール・ダイレクト・インジェクション)と、過給圧を最適に制御する可変タービン・ジオメトリー付ターボチャージャーを採用した。さらに、フルオートマチックと、クラッチ操作が不要な6速マニュアルトランスミッションに切り替え可能な新開発のオートマチック・ギアシフト・システムも装備した。

安全面では、4輪ディスクブレーキやABS、積載荷重の変化に応じて制動力を適正に制御するオートマチック・ロード・ブレーキングや滑りを防止するアクセレレーション・スキッド・コントロールを装備した。

価格は399〜453万円。

《レスポンス編集部》

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