シルバーストーンでの単独テストを終えたジョーダンが、バルセロナにニューマシンを持ち込んで29日から4日間の本格テストをスタートさせた。
ニューマシンでテストを行った佐藤琢磨は、「今日は本格的なテストの状況でニューマシンをどれだけいい状態にもっていけるかが課題だったが、うまくいったと思う。ニューマシンにはいい印象を持っているし、これから先数週間でもっと慣れ、熟成させていきたい」とコメント。
佐藤とともに今回テストに初参加したのは昨年ドイツ・ルノー選手権を制した19歳の新鋭、マルセル・ラッセ。「全く新しい世界だから変が気がしたけど、うまくいった。パワーもブレーキもダウンフォースも信じられないぐらいすごい。ミハエル・シューマッハやラルフと同じ時にサーキットを走れるなんて興奮するよ」と語っていた。