MGローバーシリーズが、中国で開発・生産されることになるかもしれない。『Financial Times』紙によると、中国最大手のミニバスメーカーがジョイントベンチャーに関してMGローバーと話を進めている。共同で新型車の開発・生産を行うという。
中国最大のミニバスメーカー、シェンヤン汽車の持ち株会社のブリリアンス・チャイナ社幹部らが、MGローバーのトップと交渉段階に入っているとの報告。
共同でニューモデルの研究開発を行うにとどまらず、MGローバーとブリリアンス・チャイナは、エンジン開発の技術をお互いにシェアすることも計画しているらしい。
ブリリアンス・チャイナは、三菱自動車から導入したエンジン技術をベースに研究を重ね、その技術には自信がある。また、ロケーションは決まってないものの共同でR&Dセンターを設立する計画もあるらしい。
計画通りスムーズにことが運べば、ジョイントベンチャーの幕開けとなるのは、現在最も人気のあるローバー『25』の後継車となる。それでも、実現までは少なくとも数年はかかる見込み。