警察のオンライン検索システムはナンパに使うためにあるのです!!

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香川県警は26日、坂出署交通課に所属する40歳の巡査部長が、警察のオンラインシステムを悪用して捜査中に知り合った女性の電話番号を調べだし、何度もこの女性に電話していたことが明らかにした。警察では26日付けで2カ月の停職処分を命じたが、この巡査は同日依願退職した。

県警監察課によると、この巡査部長は今年6月、坂出署が管轄する国分町内で起きた交通事故の捜査を担当した。その際、事故の当事者であった丸亀市在住の24歳主婦が自分の好みであったため、その後この主婦に何度も電話をした疑い。

主婦は警察に自宅電話番号の届け出は行っていなかったが、この巡査部長は捜査であると偽って警察に保管する個人データを検索。自宅電話番号を割り出していたという。当初は「事故に関連がある」ということで電話を受けていた主婦も、この警察官が「個人的に会いたい」などと徐々に要求をエスカレートさせたため、電話を着信拒否にするとともに、警察に相談していた。

香川県警では「県民からの信頼を揺らぐ行為」として、26日付けでこの巡査に2カ月の停職処分を言い渡したが、巡査は同日依願退職している。

《石田真一》

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