トヨタ自動車は来年1月、トヨタと海外事業体を含めたグローバルトヨタの経営者、ミドルマネジメントを育成する人材教育機関「トヨタインスティテュート」を社内組織として設立すると発表した。
この機関の初代学長は張富士夫トヨタ自動車社長。機関を企画・運営する事務局にはグローバル人事部長が事務長を兼任、専門スタッフ16人で発足する。数年後には国内に専用施設も建設する予定。
具体的には、グローバルトヨタの経営人材育成を目的にする「グローバルリーダー育成スクール」と、トヨタの考え方を実務教育する「ミドルマネジメント育成スクール」を設置する。プログラムは社外の教育研究者、教育機関から協力してもらう。