元F1チャンピオン:ミカ・ハッキネンの後任として、来季の活躍が非常に注目されるキミ・ライコネン(マクラーレン)。1年前にはF1参戦資格があるかどうかについて物議を呼んだ22歳の若者でもある。
が、ワールドチャンピオンの後を継ぐプレッシャーを全く感じていないようだ。ライコネンの目標は、1972年伝説のエマーソン・フィッティパルディが樹立した25歳でのワールドチャンピオンの記録を破ることにある。
「最年少のワールドチャンピオンになれたら最高だと思うんだ。マクラーレン・メルセデスでならチャンスはある。チーム内で自分のやり方を見つけるまでに少し時間はかかるだろう。しかし全力を尽くして勝利を目指すよ。もちろんデイビッド(・クルサード)の方にアドバンテージがある。彼の方がチームに精通しているし、経験も積んでいる。でも僕だって努力すれば彼に勝てると思っているよ」とライコネン。夢の実現にはあと3年の余裕がある。