罰金を払うなら外します---プレートカバー規制は地道に効果を上げていた!?

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警視庁は22日、東京都道路交通規則を改正し、10月1日から使用を禁止しているナンバプレートカバーの装着実態調査の結果を明らかにした。これは都内の主要幹線道(国道14号、20号、246号の各線)と、首都高速道路で調査を実施したもの。調査方法の詳細は明らかにされていないが、Nシステムを使って測定を行ったようだ。

規則改正前の6月下旬の段階では、サンプリング対象4万2269台中、ナンバープレートカバーを装着していたクルマは285台だったが、改正後1カ月後の10月末に同所・同時間帯で測定を行った結果、装着が確認できたクルマは4万3815台中、71台と大幅に減少したことが確認され、装着禁止が守られていることを確認した。

しかし、週末の深夜帯を中心に首都高速を猛スピードで駆け巡る“ルーレット族”の中には規則改正後も相変わらず着用を続けているクルマが多数あり、警察ではパーキングエリアなどでの摘発を強化しているが、規則改正後はパーキングエリアにあえて立ち寄らないクルマも増えており、ルーレット族と警察のイタチごっこが続いているのが現状だ。

《石田真一》

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