日産自動車の関連会社のオーテックジャパンは、路線バスやコミュニティバスに設置する車いす固定装置を大幅に改良した『小型・電動チェアロック』を開発、31日から発売する。
今回発売する小型・電動チェアロックは、車内で車いすを簡単に固定できるもの。路線バスに車いすスペース設置を義務付ける交通バリアフリー法の施行を機に新開発した。同社では、1995年にチェアロックを開発したが、これを小型化、軽量化、低価格化した。固定方法は片側車輪を挟む方式で、車輪のリムにロックピンがかかり、確実に固定できる。スイッチボタン1つで簡単に車いすの固定・解除できるため、誰にでも安心して利用できる。
価格は1台28万円。