日産自動車は28日、北米専用モデルの『マキシマ』次期型を2003年1月からアメリカで生産すると発表した。マキシマは追浜工場で生産し北米に輸出しているが、北米拠点の生産能力増強に合わせエンジンを含め、全面的に生産を移管することにした。
マキシマは北米専用高級セダンで、販売実績は2000年が12万台。2003年のモデルチェンジでは、すでにアメリカ国内で生産しているミドルクラスセダン『アルティマ』とプラットフォームを共通化するため、今後はアルティマと同じラインで生産することにした。年間生産計画は2003年に7万5000台。日産は現地生産により為替リスクの低減につなげるとしている。
なお兄弟車の日本仕様『セフィーロ』と同じアメリカ向けのインフィニティ『I35』は引き続き日本で生産される。